こども基本法プロジェクト

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お知らせNews

2023 /10/03

「こども1万人意識調査 報告書」を公開しました

日本財団は、全国の10〜18歳の男女を対象に「こども1万人意識調査」を実施しました。

2023年4月に施行された「こども基本法」の着実な施行に向け、政府は2023年秋に、根本となる方針を定める「こども大綱」の策定を目指しています。日本財団では、同大綱に少しでも多くのこどもたちの意見を反映することを目指し、子どもたちの声を広く聴くために国内最大規模となるこどもへの意識調査をインターネット上で行いました。

調査結果では、国や社会がこどもたちのために優先的に取り組むべきことは「高校・大学までの教育を無料で受けられること」が40.3%で最も高く、他の設問でも、自身の家計状況、奨学金、物価上昇や手当等に具体的に言及した経済的支援を求める声が多く寄せられました。

また、子どもの権利条約及びこども基本法の認知度については、いずれも約6割が「聞いたことがない」と回答しました。
さらに、こどもの権利を守るためにあるとよい仕組みとしては「こどもに対して、こどもの権利についてもっと学校で教える」が29.5%で最も高かった一方、「おとなたちにこどもの権利についてもっと伝える」も25.8%というスコアであり、自由回答で「子供の権利を守ろうとする大人がいて、制度を作ろうとしてることは分かったけど、そうじゃない大人の方が多くいると思う(14歳)」といった声も挙がったよう、当事者であるこどものみならず、大人も含めた国民全体への周知啓発の必要性を伺える結果となりました。

  • こども1万人意識調査こども向けレポート

    当事者であるこどもたちに届くよう、絵本のように
    気軽に手に取ってページをめくってもらえることを願い、
    作成したレポートはこちら。
    (画像クリックでPDFが開きます)


  • こども1万人意識調査報告書(詳細版)

    調査結果の詳細です。
    (画像クリックでPDFが開きます)





※こども1万人意識調査「子ども向けレポート」小冊子を教育機関や非営利目的の団体限定に配布しております。申し込みはこちらから

こども意識調査 結果概要

こどもの権利条約の認知状況

  • 詳しく知っている・知っている 9.8%
  • 聞いたことはない 59.3%

こども基本法の認知状況

  • 詳しく知っている・知っている 8.8%
  • 聞いたことはない 61.5%

守られていないこどもの権利TOP3

  1. こどもは自分に関することについて自由に意見を言うことができ、大人はそれを尊重する 11.9%
  2. こどもはどんな理由でも差別されない 11.3%
  3. こどもは教育を受ける権利がある 10.8%

こどもの権利を守るためにあるとよい仕組みTOP3

  • こどもにこどもの権利について、もっと学校で教える 29.5%
  • こどもが困ったことや大人に伝えたいことを、伝えるサポートをしてくれる人がいる 27.7%
  • 困ったときに電話、SNS、メールなどで相談できるところがある 26.5%

国や社会がこどもたちのために優先的に取り組むべきこと

  • 高校・大学までの教育を無料で受けられること 40.3%
  • いじめのない社会を作ること 36.7%
  • こどもが犯罪や悪いことに巻き込まれることなく安全に過ごせること 33.7%

「こども大綱」で取り組んでほしいと思うことや、「こども担当大臣」にお願いしたいこと(自由意見)

  • 学校教育の内容や規則の見直し
    小学生では個性が認められ一人ひとりちがうと言われて、中高生になると制服を着せられて、校則を守りなさいと言われて個性が許されず、社会人で個性を求められるようになり、なんだかよくわかりません。どうしたらいいんですか。小中高の教育方針一貫してなくないですか?(14歳)
  • 子どもの意見の尊重
    そもそも大人たちが中心で決める時点で意味がない、子供たちだけでやらせてみてほしい、見守って信じて子供に任せてみてほしい(17歳)

今や将来の生活を良くするために世の中で変えるべきこと(自由意見)

調査概要

調査手法 インターネット調査
調査対象者
サンプル数
全都道府県 男女10~18歳
SCR3問/本調査30問
本調査10,000サンプル
集計・分析方法
  • 年齢に該当するこどもの親のモニターに対してアンケートを配布し、「こども本人による回答」で回収する
  • 全国的傾向を把握する目的で『令和2年国勢調査』に基づく人口構成比に合わせてウェイトバック集計を行った
調査期間 2023年3月6日(月)~3月12日(日)

これまでの日本財団の取り組みについて

日本財団は2019年10月から2020年5月まで、有識者による「こどもの権利を保障する法律(仮称:こども基本法)および制度に関する研究会」を開催しました。その後、2020年 9月にこどもの権利に関する包括的な法律の採択や、こどもの権利を監視するための独立した機構であるこどもコミッショナーの設置などを盛り込んだ「こども基本法」制定を目指す提言書を発表するなど、こどもの権利を守るための活動を展開してきました。


【本調査に関するお問合せ】
日本財団 子どもたちに家庭をプロジェクト
E-mail: kodomokatei@ps.nippon-foundation.or.jp

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