こども基本法プロジェクト

ひらがなルビを表示 ルビなし

お知らせNews

2025/10/27

「子どもの権利をすべての子どもの当たり前に」〜ニュージーランド子どもコミッショナーに聞く、子どもの権利保障と日本の展望〜を開催します

「子どもの権利をすべての子どもの当たり前に」〜ニュージーランド子どもコミッショナーに聞く、子どもの権利保障と日本の展望〜を開催します

子ども権利をすべての子どもの当たり前に


こども基本法(2022年6月成立、2023年4月施行)の制定、こども家庭庁の新設からこれまで、子どもの権利保障のさまざまな仕組み・制度について議論されてきました。


子どもの権利が守られているかを行政から独立した立場でモニターし、調査や勧告する権限を持つ機関「子どもコミッショナー(子どもオンブズマン/オンブズパーソン。以下、子どもコミッショナー)」制度もその一つです。子どもコミッショナーは、いまや約84か国で設置され世界で広がりを見せています。


このたび、ニュージーランドの子どもコミッショナーであるクレア・アクマド(Claire Achmad)さんの来日にあわせて、国際的な制度の意義と役割を学び、日本における「子どもコミッショナー」設立の可能性を考えるシンポジウムを開催します。


ニュージーランドでの実践を通して、子どもたちの声をどう政策に反映しているのか、また日本社会でこの仕組みをどう生かせるのかを、多様な立場の登壇者とともに考えます。


11月の「秋のこどもまんなか月間」(こども家庭庁)に、また11/20「世界子どもの日」を前に、本イベントを通して、子どもの権利をより身近に感じ、行動につなげるきっかけを共有しましょう。


概要


イベント名:「子どもの権利をすべての子どもの当たり前に」
〜ニュージーランド子どもコミッショナーに聞く、子どもの権利保障と日本の展望〜


日 時:2025年11月11日(火)16:00~18:00(受付15:30~)


会 場:日本財団ビル2F 大会議室(〒107−8404 東京都港区赤坂1丁目2番2号 日本財団ビル)
🔗アクセスはこちら


定 員:120名


実施形態:会場開催(逐次通訳あり)
※後日アーカイブ配信も予定しております。アーカイブ視聴のみをご希望の方は、本フォームからのお申し込みは不要です。後日公開予定の専用イベントページよりお申し込みください。


申込締切:11月9日(日)23:59まで


参加費:無料
※寄付つきチケットもご用意しております。今後も継続してこのような活動を続けていくために、ご協力の検討をお願いします。


主 催:広げよう!子どもの権利条約キャンペーン


共 催:公益財団法人日本財団、一般社団法人Everybeing、認定NPO法人ACE


プログラム(一部調整中、変更の可能性あり)


  • 16:00〜 開会挨拶
  • 16:05〜 指定発言「世界の潮流と日本の取り組みについて」
    発表者:野村武司氏
  • 16:25〜 基調講演「ニュージーランドの子どもコミッショナー制度について」
    講演者:ニュージーランド子どもコミッショナー クレア・アクマド氏
  • 17:10〜 参加者からの発言や意見交換
  • 17:20~ 休憩
  • 17:25〜 対談セッション「日本でのコミッショナー制度設立に向けて」
    パネリスト:クレア・アクマド氏、野村武司氏、高橋恵里子氏
    モデレーター:西崎萌氏
  • 17:55〜 まとめ、閉会

登壇者プロフィール


クレア・アクマド(Claire Achmad)氏

ニュージーランドの子どもコミッショナーとして、子どもの権利の擁護に力を尽くしてきました。2023年11月に代表コミッショナーに就任し、現在は5年の任期で組織を率いています。

以前は全国規模のソーシャルサービス団体 Te Pai Ora o Aotearoa のCEOを務め、地域や若者、家族とともに活動し、公平性を重視した支援を推進しました。ライデン大学で国際子どもの権利法の博士号を取得し、オークランド大学で法学と人文学の学位を修めています。同大学の「40歳未満の優秀卒業生(40 Under 40)」にも選出されました。

これまでにNGOや国際機関、ニュージーランド人権委員会、政府の法律顧問など幅広い分野で経験を積み、2007年にはニュージーランド高等法院の弁護士資格を取得しました。現在はライデン大学で教鞭をとるほか、地域のリーダーシップネットワークにも参加しています。
https://www.manamokopuna.org.nz/about/people/dr-claire-achmad/


野村武司氏

東京経済大学現代法学部教授、子どもの権利条約総合研究所副代表、中野区子どもオンブズマン、川崎市人権オンブズパーソン。


高橋恵里子氏

日本財団 公益事業部 子ども事業本部長。1997年より日本財団で海外の障害者支援等を担当した後、2013年に日本財団「ハッピーゆりかごプロジェクト」(現:子どもたちに家庭をプロジェクト)を立ち上げ、特別養子縁組や里親制度の拡充や虐待予防に取り組む。2021年にこども基本法の制定と子どもコミッショナー設立に向けた有識者会議を開催し、政策提言やロビーイングを行った。


西崎萌氏

一般社団法人Everybeing共同代表。大学卒業後、民間企業勤務や教員を経て、筑波大学大学院教育研究科を修了。子ども支援専門の国際NGOセーブ・ザ・チルドレンにて約8年政策提言に従事。2023年一般社団法人Everybeingを創設・共同代表。こども家庭庁アドバイザー。文京学院大学非常勤講師、全国子どもアドボカシー協議会理事。


甲斐田万智子氏

認定NPO法人国際子ども権利センター(C-Rights)代表理事。広げよう!子どもの権利条約キャンペーン共同代表。


お申し込み Peatix

【お申込みはこちら】

※申し込み締め切り:11月9日(日)23:59まで

お問合せ

広げよう!子どもの権利条約キャンペーン共同事務局ACE
Mail:childrights%acejapan.org(%を@にしてください)
HP:https://crc-campaignjapan.org/