日本では、子どもの権利保障を基本にした総合的な法律、いわゆる「子ども基本法」(以下、「子ども基本法」)が制定されておらず、縦割り的に政策が実施されており様々な課題があると指摘されています。また近年では、痛ましい子ども虐待死事件をきっかけに親による体罰禁止が法制化され、子どもの権利保障への関心がますます高まっています。
これらの状況から、広げよう!子どもの権利条約キャンペーン(以下、本キャンペーン)では、包括的な子どもの権利保障を実現するための提言づくりを、子どもたち自身の意見も聴きながら進めてきました。
この度、その提言を発表し、子どもの権利が社会で守られるようにしていくために必要な政策や取り組み、さらに「子ども基本法」の必要性を、より多くの国会議員、省庁関係者、報道関係者、専門家および市民の方々に共有したいと願い、院内集会の開催を企画しました。子ども権利保障の実現に強く関心をもつ子どもたちも参加し、自らの意見を届けます。
日時 |
2021年4月22日(木)16:00~17:30(受付 15:40~) |
会場 |
衆議院第一議員会館 1階 多目的ホール |
主催 |
広げよう!子どもの権利条約キャンペーン実行委員会 |
後援 |
児童の養護と未来を考える議員連盟、子どもの貧困対策推進議員連盟、ユニセフ議員連盟、超党派ママパパ議員連盟 |
協賛 |
認定特定非営利活動法人OurPlanet-TV |
参加費 |
無料 |
申込 |
2021年4月18日(日)までに申込フォームで送信
https://forms.gle/QnbtL2gGLDEkhF7HA |
※コロナ感染対策のため、会場参加(定員100名)は、報道関係者、登壇関係者、本キャンペーン関係者に限定し、その他一般の方々はオンライン参加(定員450名)とさせていただきます。ともに定員に達し次第、受付を締め切ります。
内容
- 提言第2次案の紹介
荒牧重人(本キャンペーン共同代表、子どもの権利条約総合研究所代表)
- 子どもたちからの提言
子どもの権利条約の実現に向けて発言する子どもたち数名
- リレートーク「子どもの権利を守るために~各団体の取り組み~」
- 子どもへの暴力:長谷有美子(NPO法人CAPセンター・JAPAN)
- 子どもの貧困の視点から:田代光恵(公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン)
- 日本財団「子ども基本法」提言:高橋恵里子(日本財団)
- 子どもの権利実現の展望:甲斐田万智子(本キャンペーン共同代表、認定NPO法人 国際子ども権利センター(シーライツ)代表理事)
- 関係省庁からのコメント
内閣府、法務省、文部科学省、厚生労働省より数名(依頼中)
- 国会議員からのあいさつ、コメント(予定)
【本イベントに関する問合せ先】
本キャンペーン事務局 認定NPO法人 ACE(エース) 担当:成田、杉山)
E-mail: childrights@acejapan.org
詳細はこちらから https://crc-campaignjapan.org/post-628/